「夜になると動画が止まる」「テレワーク中にWeb会議の音声が途切れる」
マンションにお住まいで、このようにWi-Fiの速度に不満を感じている方は非常に多いです。戸建てに比べてマンションは構造上の理由で速度が低下しやすいため、適切な対策が必要です。
この記事では、マンションでWi-Fiが遅くなる主な原因と、今日から試せる5つの改善策をわかりやすく解説します。
なぜマンションのWi-Fiは遅くなりやすいのか?
主な理由は2つあります。
- 回線の共有: 1本の光ファイバーを同じマンション内の住人でシェアしているため、夜間など利用者が増える時間帯に混雑が発生します。
- VDSL方式の壁: 少し古いマンションだと、建物内の配線に「電話線」を使っている(VDSL方式)ことがあり、この場合、最大速度が100Mbpsまでに制限されてしまいます。
これらは個人で変えるのは難しいですが、家の中の環境を整えるだけで劇的に改善するケースも多々あります。
Wi-Fiを速くするための5つの改善策
1. ルーターの「再起動」を試す
最もシンプルで、かつ効果が高いのが「ルーターの電源を一度抜いて、差し直す」ことです。
ルーターは長時間稼働していると、内部で熱を持ったり、一時的なエラーが蓄積したりして速度が低下します。週に一度リセットするだけでも、通信が安定しやすくなります。
2. ルーターの「置き場所」を見直す
Wi-Fiの電波は障害物に弱いです。以下の場所に置いていませんか?
- 床の上、棚の中: 電波が遮られてしまいます。床から1〜2メートルの高さに置きましょう。
- 電子レンジの近く: 電子レンジの出す電波(2.4GHz)とWi-Fiが干渉して繋がらなくなります。
- 水槽の近く: 水は電波を吸収するため、速度低下の原因になります。
3. 周波数帯(2.4GHzと5GHz)を切り替える
多くのルーターには、2種類の電波が飛んでいます。
- 2.4GHz(末尾が-Gなど): 壁越しでも届きやすいが、家電と干渉しやすい。
- 5GHz(末尾が-Aなど): 障害物に弱いが、高速で安定している。
もしルーターと同じ部屋にいるなら、**「5GHz」**の方に接続し直すだけで速度が2倍以上になることもあります。
4. 古い「LANケーブル」を買い替える
ルーターと壁のジャックを繋いでいる「LANケーブル」を確認してみてください。ケーブルには「カテゴリー」という規格があります。
もし「CAT5(カテゴリー5)」と書いてあれば、最大速度が100Mbpsまでに制限されています。「CAT6(カテゴリー6)」以上のものに交換するだけで、本来の速度が出るようになります。
5. 最新のWi-Fiルーターに買い替える
5年以上前のルーターを使っている場合、現在の高速通信に対応しきれていない可能性があります。
最新の「Wi-Fi 6」対応ルーターや、電波を狙い撃ちして飛ばす「ビームフォーミング」機能付きのモデルに買い替えるのが、最も確実な解決策になることが多いです。
まとめ:快適なネット環境でストレスフリーな毎日を
マンションでWi-Fiが遅いと感じたら、まずは以下の5つを順番に試してみてください。
- ルーターの再起動
- 置き場所の変更(高い位置へ)
- 5GHz帯への接続
- LANケーブルの規格確認
- 最新ルーターへの買い替え
どうしても改善しない場合は、回線そのものの乗り換えや、工事不要の「ホームルーター」の導入を検討するのも一つの手です。
自分に合った対策で、サクサク快適なインターネットライフを取り戻しましょう!

